
INTERVIEW
参加校の先生に
インタビュー
東村山市立回田小学校
- 所在地東京都東村山市
- 対象教科理科
- 担当教諭安原 求
- 実践学年小学5年 93名、小学6年 82名、
計 175名 - 選択体験省エネ行動トランプ

実践・取組内容
本校では、省エネ行動プログラムを4、5年の理科の学習に位置付けて行った。対象となる学年の児童は昨年度、持続可能な社会について学習を行っており、環境問題についての関心が高い児童も多く見られる。授業を行うにあたって、教師用解説書に記載された指導案とデジタル教材を使用した。特にデジタル教材は、一時間の学習の流れに沿った内容となっており、児童にとっては視覚的に学習内容を捉えやすく、教師にとっても授業のイメージをしやすい教材だった。
省エネ行動について、毎時間繰り返し具体的な実践例を学習し、家庭での実践を振り返ることで、児童がより具体的な行動プランを立てることにつながった。一方、本プログラムでは「メーター記録シート」を毎週の課題として児童に課したが、「メーター記録シート」は家庭で記録をしてくるものであり、児童によって達成度には差がみられた。クラス担任ではなく、理科専科の教員が授業を担当したため、家庭での取り組みに対して丁寧に指導を行えなかったことが反省として挙げられる。専科の教員が本プログラムを行う際には、各クラスの担任とも授業の内容を共有し、クラスでも合わせて指導を行ってもらうことが重要である。
