環境教育プログラムの参加校にインタビュー|体験学習を通して環境問題を学ぶ

INTERVIEW

参加校の先生に
インタビュー

東京学芸大学附属世田谷中学校

  • 所在地東京都世田谷区
  • 対象教科技術・家庭科
  • 担当教諭関野 かなえ
  • 実践学年中学1年 140名
  • 選択体験節電実験

実践・取組内容

「メーター記録シート」は、省エネ効果が目に見えて分かり、生徒は継続して省エネ行動に取り組むことの大切さを実感できたようだ。また、省エネ効果が顕著に見られた人達に共通していたのは、家族を巻き込んで実施した生徒であったことからも、地球を守るためには周りの人に今回の学びを広めていく必要があるという意識の高まりも見られた。
新聞作成においてはこれまで学んできたことを踏まえ、自らが調べたいことをまとめ、分かりやすく他者に伝える活動を通して、情報活用能力が身に付くと感じた。加えて、自分ができる省エネ行動を宣言することで、学んできたことを実生活において実行する意識付けとなった。
「一人の百歩より、百人の一歩」の言葉の通り、今、一人ひとりが持続可能な社会の構築に向けて行動していくことが不可欠であると感じる。4時間の学習は終わったが、環境のために何ができるのか考え、実行に移すということを「継続」して行っていく必要がある。そのために教員として何ができるか考えていきたい。