環境教育プログラムの参加校にインタビュー|体験学習を通して環境問題を学ぶ

INTERVIEW

参加校の先生に
インタビュー

久米島町立久米島西中学校

  • 所在地沖縄県島尻郡久米島町
  • 対象教科総合的な学習の時間
  • 担当教諭亀川 綾子
  • 実践学年中学3年 37名
  • 選択体験節電実験、エコな買い物&調理カード

実践・取組内容

今回、この学習を始めるために久米島町役場及びGOSEA(一般社団法人国際海洋資源エネルギー利活用推進コンソーシアム)に協力して頂き、大変ありがたかった。事前学習として久米島町のエネルギー事情をもとに身近で一番良く利用している電気エネルギーの消費について考え、発電所の見学を行った。これまでほとんどの教科で学習した内容を振り返りながら進めたので、生徒にとっても授業と生活の関わりが実感できた学習であった。生徒の声として、「家でも気にするようになった」「実際にやってみたら難しかった」等、環境や省エネに意欲が高くなった事が伺える内容があった。
また、その後地域の発展に向けての個人テーマにエネルギー問題に付いて取り上げ、自分にできることをより深く考えた生徒もいた。この学習を通して、普段当たり前のように使っているエネルギーを省エネする難しさを、生徒だけでなく授業者も実感した取り組みであった。
次年度以降も検証・改良しながら、取り組めたらと思う。